私は、不器用なのかな……。
「君は強いから大丈夫。」
よく言われますが、正直、そんなに強くありません。
むしろ、自分が弱いことを知っているので、強くありたい毅然としていたいと願いながら生きてきました。
「君はいつも笑顔でいるよね。」
いつもいつも楽しいから笑っているわけではありません。
悲しそうな顔、辛そうな顔、暗い顔をして、大切な人たちに心配かけて、迷惑かけて、嫌われたくなくて必死でした。
「君は女なのに、どんなコトにも逃げずに立ち向かっていくよね。」
本当は、いつだって自分に負けっ放しでした。
弱い自分を見られたくなくて、いつだって強がって、そういう素振りを見せないように振舞ってきました。
本当は逃げてしまいたいと思うこともしょっちゅうでした。
「君はいつだって凛とした物言いをするから。」
正直、人と話をするのは、あまり得意ではありません。
相手のことを考え、その場の状況に気を遣って笑顔を作って、目の前にいる相手と真摯に向かい合いたいと願いながら言葉を発してきました。
だから、たくさん人と話した夜は、ベッドに倒れこむようにして眠りについてきました。
だけど、本当に言いたいコトは、いつもいくつも飲み込んできました。
「そういう本当の自分をわかってくれる人が1人いれば大丈夫。」
そう言い聞かせてきたけれど、その「1人」が「誰か」は非常に大切で、誰でも良いわけではないようです。
そして、そんなヒトにはなかなか巡り合えないようです。